症状は消化器系と自律神経系が重なり合っている

夏の過酷な気候で体力を削られ、秋に入って体調を崩す女性は少なくありません。
夏バテから回復しないまま秋を迎える女性も多いのではないでしょうか。

今夏の個人的夏バテ症状をサンプルケースとして、
夏から秋にかけて体調不良を起こさないためにどうすればいいのか
検証してみたいと思います。

・固形物を食べるとおなかが緩くなる
・夜になっても寝付けない
・起きていると断続的に吐き気がする(消えるときもある)
・常に体温が高い
・クーラーをつけると身体がだるくなったり腹痛が出たりする
・かといってクーラーを消すと体調不良が増悪する(吐き気などが強くなる)
・頭痛があり、目がかすむ

食欲不振や消化不良、吐き気、腹痛などは消化器系の症状です。

頭痛、不眠、食欲不振、吐き気は自律神経系の症状と考えられます。

夏バテの症状は消化器系と自律神経系の双方から起こり、
お互いを増幅させながら悪循環に陥っていくのでしょう。

自律神経は神経伝達物質の分泌機能をつかさどり、
臓器の働きを調整したり、環境に身体を順応させたりする役割を担っています。

しかし、人体というものは脳からのトップダウンですべてが
決まるほど単純な作りはしておらず、
皮膚感覚や消化器系から受け取った
刺激が大きく影響することが分かっているのです。

夏の暑さは夏バテの引き金ではあります。

ただし、自分がただしい対策を行っていれば予防できた可能性も
低くはないと考えます。

例えば水分補給です。
冷えたミネラルウォーターや麦茶をよく飲んでいましたが、
これはどうやら胃腸の働きを停滞させる行動なのだそうです。
胃腸の働きが停滞すれば食欲不振にもなるでしょう。

胃腸からの信号を受けて自律神経の働きが乱れるのも当然です。
女性に人気の健康法、歴史ある「アーユルヴェーダ」でも、
水分補給は80℃程度の「白湯(さゆ)」を推奨しているほどです。

優先順位を決めて自分の行動をひとつひとつ見直していくこと

自分の健康を左右する「生活習慣」ばかりは、
どんな名医でもどうしようもないですよね。
季節の変わり目などに体調を崩してしまう方には、
ご自分の行動を見つめなおし、生活の中でどんな習慣を意識せずに行っているか、
また、その時にご自分の身体がどのように反応しているかを
ひとつひとつ確認してみること。

そして、いちばんよくないと感じたものから順に見直していくことをおすすめします。