生理前はいつもの自分と違うことも

生理とむくみの関係の記事でご紹介しましたが、
生理前にむくみやすいワケ
今回もこれに少し関係のあるお話をご紹介したいと思います。

現代日本ではお茶の間テレビに生理用品のCMが流れるなど、
「生理」の話題が徐々にタブー視されなくなっています。

その結果、「生理痛」というワードについてはすっかり一般化しました。
男性でも多くが認知している程度の知名度はあるはずです。

しかし、生理痛は単なる痛みで、そのほかにも関連症状が
同時に起こると知っている方がどれほどいるでしょうか。

生理痛があまりない女性だと、あまり深くは把握していないという方も
多いのかもしれません。

今回は「月経前症候群(PMS)」について、少し掘り下げてみることにします。

PMSの症状は性格にまで!

生理前にイライラして人に八つ当たりしてしまうという女性、
そこそこいらっしゃるようです。

「実は自分も……」という声が聞こえてきそうですね。
男性からしてみれば「痛み止めを飲めばいいんじゃないの?
といった感覚のようですが、生理前のイライラは本人の意思でどうなるものではありません。

というのも、PMSの諸症状はすべてホルモン物質の仕業だからです。

ここでいうホルモン物質とは生理にまつわる女性ホルモンに限定した話です。
生理前に急増するとわかっているのは「プロゲステロン」という
黄体ホルモンですが、人体の機能をつかさどる非常に重要な物質でもあります。

人体の一部である「脳」にも影響を与え、性格を作り出す機関である
脳が操作されれば変化が起こるのも当然と考えられます。

生理前はネガティブで気分も落ち込み気味…

より具体的な生理前に起こる性格的な部分として、

・生理前はどうしても鬱になる
・ついついネガティブに考えてしまう
・仕事でも失敗が増える
・眠くなってしまい、ぼんやりする
・やる気がでない

このような症状に心当たりはありませんか?

これら症状が多かったり、症状がひどい場合には
PMSの可能性が高いでしょう。
そして、性格に影響が出ているか、出始めているところなのかもしれません。

もし体にとって悪い習慣があるというかたはそれを見直し、
原因に検討もつかないという方は専門家に相談することをおすすめします。

生理前からとれる栄養

雑穀ブレンド

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